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第二十一話
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俺が教室まで走ると教室から大きな音がしてきた
韵)「大…うわっ!」
あっぶね!机が飛んできた!
大)「ごめん…」
フラフラしながら歩いてくる大地
韵)「待て待て!座れ!」
大)「…何」
韵)「どーした?何があった?」
大)「…い…」
韵)「え?」
大)「馬鹿馬鹿しくなったってさ…俺ばっかりで疲れたってさ…別れたんだよ…俺ら」
大地は涙を流し無理やり笑いながら説明をした
韵)「で?お前は納得したのか?」
ハンカチで涙を吹きながら質問をする
大)「するわけ無いだろ!!!」
珍しく大声を出した大地
机を叩き俺を睨む
韵)「あいつ可愛いもんな〜そんな奴離して大丈夫なのかー?」
まぁ…でも、罅には負けるな( 'ω')
大)「嫌に決まってんだろう!!!でも、俺は…俺は…!!!」
下を向きながら涙を流してきた
韵)「大地、お前の死ぬほど大事なものは何だ」
大)「そんなの決まってる、浩二だ」
即答で真顔で答えた大地はいつもの大地だった
韵)「ちゃんと話しあったのか?」
大)「あいつが自己解決して逃げやがったんだよ…」
韵)「じゃあ追いかけろ!!!後悔すんぞ!!!」
背中を思いっきり叩き前に進める
大)「…ら…」
ん?痛かったのか…?
韵)「ん?…なんか怖いぞ…?お前…」
元気なくして下を向きながらブツブツ言ってる…
大)「…この野郎…俺がどれだけ我慢してるか知らねぇから…」
おいおーい…キャラ崩壊してんぞー…
優)「あ!見つけた!!!」
鉄)「もう大丈夫なのか?」
康)「大地!行こうぜ!」
大)「…おう」
韵)「あぁ…!お前ら!一人で行かせろ!」
大地を無理やり連れて行った三人を俺は追いかけた
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