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お、オレ?
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「2年A組、佐宮浩太さん。至急、生徒会室へお越しください」
俺は放送に耳を澄ませた。
......…‥ん?....今、何て言った?
あの声..生徒会長だよ、な......。
一瞬、俺の頭の中は、真っ白になり、自分の耳を疑った...。
「なぁ、侑斗...。今の放送...俺の名前、出たか!??」
俺はさっきまで話してた、青西 侑斗(あおにし ゆうと)に話しかける。
青西侑斗は保育園からの幼馴染で、小さい頃からの長い付き合いだ。
中々の顔立ちで、面倒見が良く、クラスのみんなにも、好かれている。
「おぉ……出たよ。生徒会長が呼んでるんじゃねーの?また、悪さでもしたのか?」
侑斗は、ククッと笑い、俺を肘で、づついてきた。
「最近は大人しくしてる。悪さなんてしてねーよ......」
俺は侑斗を睨み、進まない足取りで生徒会室へと向かった。
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