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予感
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「えーと、みんなも分かっていると思いますが、3週間後に文化祭が始まります。準備を進めていくので、一緒に頑張りましょう!」
会長は、面白そうに、各クラスのイベント作りを確認している。
俺たちのクラスイベントは......メイド&執事喫茶だ.....
それも、俺のする役は..........メイド...!!!!
侑斗は執事なのに....!
俺は溜息をつきながら、椅子に座った。
「浩太!文化祭の副会長の仕事は、主に見回り&確認!そして、会長のサポート!後は、材料を聞いたりする仕事だよ!」
蓮が俺の肩に、ポンっと手を添え、ウインクする。
そんなに、あるの!?
めっちゃ大変.........いやいや、もっと大変な人、いるか......!!
「おぅ!教えてくれてありがとな!」
俺は、蓮に笑いかけると、生徒会室を後に、クラスを回ることにした。
「みなさーん、大丈夫ですか?何か、不憫なこと、ありませんか?」
俺は、各クラスごとに声をかけながら、見回りに行った。
副会長っていうのも、悪くないな........
結構、楽しいかも....。
俺は、そんな事を思いながら、次のクラスへ向かった.....
その時--
グイッ------
「ちょッ.......!!!な....ッ....に!!」
俺は、首元の襟を誰かに、後ろから、掴まれ、近くの更衣室へと、ひきづる様に、連れていかれた。
ドスッ-----
俺は、床に手をつき、尻餅を着いた。
痛たたた......最悪......
「もう、誰なんで.......え?.....か..........会長!?!?」
俺は、会長の顔をじっと見た。
やっぱり、会長だ......!!!
会長は、妖艶の笑みを浮かべている。
なんか、ありそう......逃げ出したい.......!
俺は、背中がゾクッとして、寒気を感じた。
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