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俺は執事になるそうです
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次の日、俺は夫婦に連れられて木村さんにあった。
驚くべきことに木村さんは近所の怖いおじ....お兄さんそっくりだった。
しかもその人も俺と同じ名字だった。
子供の頃何度怒られたことか。
なつかしい。
おじさんと読んだだけで1時間は説教だったな。
「木村にこの子を育てて欲しいとおもってな。」
「この子どうされたんですか?」
「捨て子よ。私たちの家の前に捨てられていたわ。」
「そうですか。この子を和也様の専属執事にとご考えなのですか?」
「それはまだ分からないけれど、私達は成佐家であるから、養子にすることは出来ないわ」
「だから、木村家の使用人として育てる。できればゆくゆくは和也をサポートして欲しいと思っているが、こいつはこいつの人生を突き進めばいいだろう。」
「分かりました。誠意をもって木村政雄(まさお)が育ててさせていただきます。」
「ええ。頼むわね。」
そういって夫婦は俺を政雄さんに預けて帰っていった。
俺は木村さんに抱き抱えられたままその見送りをした。
まさかの執事かよ。
やだやだやだやだ。
神様には断固却下されたが、俺は自宅警備員の夢を諦めてはいない。
まあ、でも男の人も俺の好きなように生きればいい的なことをいっていたよな。
希望は捨てては駄目だ。
っていうか......
なんでおじ..お兄さんとこんな顔近いの?
え。めっちゃ睨んでんだけど、こっち。え。なんかした?
あれっすか。子供嫌いで2人っきりになると性格変わる感じっすか。え?
結構内心はドキドキしていたが、
おじさんは俺をゆりかごに乗せるとウサギのぬいぐるみを持ってきて、ウサギの両腕を掴み、左右に動かして.....
「おにぃちゃまでちゅよぉおおおお。君秋彦くんっていうんでちゅねぇええ!これからよろちくねぇえええ」
wwwwwwwwwww
自分なりの可愛い声でいっているつもりなんだろうが、
クソ気持ち悪いwwwwwwwwwwwwwwww
俺が無反応でも、めげずにぬいぐるみをもって器用に話しかける
しかもお兄さんって年をとうに超えているように見えるのにお兄さんで通すな。
とりあえず笑っておこう。
「キャッキャッっ!」
「わ、笑った。よし。」
といって取り出して来たのはホームビデオ。
ん?
「よし!上手く撮れているぞ!」
もしかして、盗撮ですか。
それから何回も見返しては喜ぶ木村さん。
そうかこの人、ロリコンだ。
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