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おれ転生しますた
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「そんな事させるわけないじゃないか?つーかもしそんなことするならお前の部屋にある限定コレクション全部燃やすぞ。いいのかなぁー家先に届けてあげようと思ったのになぁーーーー」
なん...だと.....
まさか!俺が必死にバイトをして貯めて買った南ことりクリスマスお渡しDVDも燃やされるのか!
ちらちらと神がこちらを見てくる。
うわーウゼー!!!
何その勝ち誇った顔!
「あああああああぁあああああ!そうですか!分かりましたよ!やればいいんでしょぉおおお!やれば!!!やってやりますよ!BLがどんなもんじゃい!」
「流石秋彦くんだよ!」
「うるせ。名前呼ぶなま」
「またー素直じゃないんだからぁー」
「マジ黙れ」
「あれ?俺の扱い酷くない?皆が崇める神さまなんだけど」
「しるか。黙れ。はよ説明しろよ。もうお前の顔見たくないから」
「もぉー!しょうがないなー。」
頬を膨らませる神。
お前がそんな事しても可愛くねぇから。
消え去ればいいのに。
恨みしか感じられん。
「そんな怒らないでよ笑じゃあ説明するね!僕は妹のBLゲーが失敗する理由はあの学校には王道生徒会を始めとする『萌え』が足りない事だとおもうんだ。だからまず妹にその事を伝えて来て欲しい。僕は直接干渉できないからね!」
王道生徒会って俺様会長or平凡会長を始めとする腹黒副委員長、(偽)チャラ男会計、ワンコ会計、双子書記、そして健気庶務で構成されるやつか。
友達に腐女子の奴がいて散々聞かされたからな。
ってことはアレか。
「転校生とかもくるんすか?」
「うーん。まあ、それは妹次第かな。それも含めて後は妹に聞いて。」
「もしも妹さんの試験が受かったらBLゲーの世界どうなるんすか?」
「どうもしないよ。あそこはBLどうこう以前に1つの世界だからね。だから、妹が手を下そうと下さぬまいとあの世界が勝手に終わることはないよ。」
「俺は?」
「どっちでもいいよ。君は僕が送り込む異例の存在だからね。もし君があの世界が嫌だというなら君らのいう天国にでも地獄にでも送ろう。ただし、妹の試験に終わってからね。終わってから。」
2回も言わんでも分かってますぅー!
「はーいー分かりましたー。じゃあさっさと送ってくださいーー」
「じゃあ送るね。あっ!あとたまに君の様子見にいくから、そん時はよろしくね」
「はぁ。別に来なくてもいいし。」
「そんなこと言っちゃっていいのかなぁー?」
「アリガトウゴザイマス」
「うんうん。そうやって素直になればいいのにっ!」
くそう。あとで覚えてろ。お前の手こずっているゲーム勝手に攻略してやる。
「じゃあ。転生するね。妹の事頼んだよ♡」
突然地面が光だし俺の体は光に飲み込まれる。
薄れていく意識の中で.....
「僕に散々文句言った罰だ。男子高で掘られればいいんだ!」
そう聞こえた。
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