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一番と言えるくらい広かった
「......広いんですね......」
「...そうか?」
「....初めてです。こんな部屋...」
血が欲しいなんていつ言えば良いんだろ。
「...ここでゆっくりすればいい」
「...ありがとうございます....」
秦様は「用事があるから」と言ってこの部屋から出ていった
1人でいるのは慣れてるけどこんなに広いと落ち着かない.....
夫を3人も迎えるなんて....異例だし。
俺のどこがいいかもわからない....
そんなことを考えてると誰かが入ってきた
「優、この部屋にいたの?」
血が欲しいって言わなきゃだよね....
「...楓様....」
「ん?なに?」
「やっぱり...何も無いです」
言えない......できれば、面倒は避けたいのに....
「....優、もしかして、血?」
なんでバレたんだろ....
「...はい....」
「いいよ。いくらでも飲んで。どこから飲みたい?」
そう言って近づいてきた
俺は戸惑い
「......どこでも大丈夫です。」
「反応が可愛いね。せっかくだから首からいっとく?」
「...腕で大丈夫です....」
「どうぞ?」
楓様は腕をだした
俺は待っていたかのように衝動に駆られ
楓様の腕に歯を立てた
「.....優じゃないみたいに、衝動に弱いね..」
「....すいません.....我慢が効かなくて...」
「いいよ。好きなだけ飲んで」
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