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白木院のパーティー当日
俺は似合わないスーツを着ていた
「優、とても似合っていますよ」
右京様はこう言ってくれるけど、似合ってないと思う
俺はこの人の隣を歩けるのかな
歩くしかないよね
今日は婚約指輪を外してきた
バレてもいいことはないから
「優、行きましょう。」
右京様はものすごくスーツが似合っていて、
女性にモテそうだ......
それにSPが後ろに5人.....
「.....あの、俺は守らなくて大丈夫ですので....」
「いえ、あなた様は大事な身でございます。しっかり守らせていただきます。」
.......俺も守っているのか......
「優、無駄ですよ。このSPはおばあ様がつかわした者ですから、失敗すればおばあ様に殺されてしまいますよ。」
「....おばあ様が.....!?」
考えただけで身震いした....
ゆっくり歩いていると
「あっ!優〜」
俺の元へまりあがかけよってきた。
「あっまりあちゃん、こんばんは。」
「ごきげんよう〜」
やっぱりまりあちゃんはお嬢様だ
「まりあ、落ち着け。パートナーを置いていくやつがあるか。」
「ごめんなさい、彼方」
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