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「そうですか。それは良かった。」
右京様は作り笑いを続けている
右京様は冷血王って呼ばれているから
誰にも素を見せたりしない
「それで、今日はどうされましたか?」
「今日は大事な子のためについてきたのです。」
そう言うと俺の方へ向き、みんなの注目を浴びた
「優、おいで」
右京様は手を差し伸べた
「御挨拶しようか。優」
「斬夜 優です」
怖そうなまりあちゃんの母上は俺の手を見た
少し驚いた顔をした後、目を細め笑った
「ほほほっ.......わかりました。あなたに無礼をしたのね。その者は白木院と関わることを禁じましょう。」
無礼をした者は肩を落とし、帰って行った
「斬夜様」
「えっ?」
「白木院の母とお話しません?」
「.....えっと.....」
「少しで良いのですよ」
「じゃあ.....はい」
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