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披露会
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「緊張してるかい?」
勢いよく振り向くと、楓様がいた
「....はい...少し...」
「何もしなくていい。隣にいるだけで、いいんだよ。それにこれは、優を守るための術に過ぎない。」
「....俺は、自分で守れます....」
「そう言うと思ったよ。だけど、何かあってからじゃ遅いんだ。」
「はい...」
「おいで、そろそろ行こう」
俺は着物に身を包んだ
上質で、高級で綺麗な模様で王家の紋章入り
「はい。」
大きな扉を前に思い出した
最初はただの復讐のために生きていた
両親が好きだった
優しくて愛で溢れていた
でも今はもっと愛をくれる存在に出会えた
そして、ここにいる
父上、母上。俺はすごく幸せです。
だから、心配しないでください。
どうか...安らかにお眠りください。
そう思いながら俺は会場にある大きな階段を下った
三つの宝石がついた婚約指輪.....
1度は壊されてしまったものだった
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