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右京side
「今日は来て下さり、ありがとうございます。」
生け花の時間が終わり、庭へ案内した
庭には池や橋があるほど、広い
「...こちらへどうぞ」
「...綺麗ですわ...」
「本当に!芸術作品だわ...!」
「....こんなお庭、素晴らしいわ..」
結婚してる方がほとんどで、私的には安心している
ふと、橋の方を見ると、優がいた
誰かわからない男の子が口論している
「....右京様?どうかされましたか?」
「...いえ、なんでも...「あの方は...誰ですか...?とても綺麗な方ですね..」
銀色の髪に、華奢な姿。
一人の奥様が気づくと、みんなその方向を見た
「....彼のことはそっとしておいてくださいね...?」
私が彼について触れるなと言えば奥様方は決して、触れない賢い生き物だが、あの少年には気になる。
「...はいっもちろん!」
と次々に言い出した
その中のうちのひとりが不安そうな顔で橋を見る
「...どうかされましたか?」
「...あのっ...橋にいるもう1人は私の息子なんです....すいませんっ...待合室で待たせていたら...ここにいるなんて..思いもよりませんでした…」
「.....そういうことですか。私が行きましょう。」
そして...少しづつ、優の方向へ近づいた
右京side end
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