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儚い感情~13
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「……ッ…ちょっ…そこ…んッ…」
「先生の…すごい溢れてますよ…ッ…」
「ばっ……ああッ…」
やっぱり俺は、学習能力ゼロ……だ。
朝比奈と飲んだ数日後、いつものように星川がマンションに訪れ、いつものように流され………
「………星…川ッ…もう……んッんッ…」
「イっていいですよッ……」
「あッ…あああッ…!」
………いつものようにコトに及ぶ。
そして、
「先生……どうしたんですか?」
「別に。」
射精後の疲労感とは別の疲れに深いため息を吐きながら、シーツに顔を埋め星川との関係を考える。
『先生も気を付けた方がいいですよ。』
『先生、好かれそうだから…男でも女でも。』
朝比奈が言った言葉が頭の中を駆け巡り、そしてまた何度目かのため息を吐いた。
「なぁ、おまえって俺のどこがそんな好きなわけ?」
星川から見て俺はどう映ってるのか…まぁ、聞かなくてもなんとなく予想はつくが、朝比奈に言われたことが引っ掛かって聞いてしまった。
案の定返ってきた答えを聞いてまた納得させられると言うか……
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