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儚い感情~30
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「や…ッ…んんッ…」
「さっき出したのにもうこんなじゃん。もっと気持ちよくしてあげるから…ッ…んッ……」
椅子に座ったままの俺に膝まずき、俺のをくわえながら洵也が熱っぽく見上げてくる。
言うように、さっき吐き出したばかりなのにもうガチガチでこいつの咥内の熱と視線と声で……
俺は無意識に声を出してしまう。
「……んッ…んッ…」
声を圧し殺してもどうしても漏れることに、僅かな理性で手で口を塞ごうとしても、もちろん阻止され……
「我慢しないで、声…出して。俺をもっと感じて…」
上目遣いでそう熱く囁いてくる。
どうしてこうもいつも俺は…
自分の意思の弱さに絶望する傍らで、短く息を吐きながら俺はまた絶頂へと上りつめていく。
「あッ……ああッ…もッ…」
「……ッ……いいよ…出して」
「ああッ…あああッ……!」
そして喉の奥までくわえられたまま、舌先で裏筋をなぞられきつく吸われれば…俺の熱くガチガチのは洵也の咥内で勢いよく弾けた。
「………ッ…はぁ…はぁ…んんんッ…!!」
そんな脱力しきった俺を見上げ、洵也が一瞬ニヤリとしてから立ち上がると…そのまま、俺の唇を塞ぎ今出した白濁を口移しされた。
「ッ……!!まっじーよッ…!何してんだ!!」
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