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着いたのはホテルだった。
田代は着くやいなや、きいろをベットに押し倒した。
田代は上着を脱ぎ、時間が惜しいかのようにきいろに口付けた。
「...私の嫌いな女の匂いがする」
田代はさっきまでの優しそうな顔と打って変わって、きいろの頬を打った。
痛みに顔が歪む。
そう、田代は隠れDV男だった。どうしても愛するものに暴力をふるってしまった。
妻や子供には手を出さないという。元から、男しか愛せないからと言っていた。
きいろにとって暴力は慣れたものだった。
田代はあの人に似ている。
あの人がいなくなった今、自分を黒く塗りつぶしてくれるのは田代しかいない。
「きいろ!!なぜ私を見ない!私はここにいるのに」
田代は怒ったように、ぼんやりとしたきいろの服を脱がし、自らのネクタイできいろの腕を後ろで縛った。
きいろの、脚をひろげその蕾にローションとともに指をいれた。
片手できいろの胸の飾りを弄りながら、耳を口で啄む。
「...ふっ、田代さん..激しくして」
腕が使えないため、目で訴えた。
田代は息を呑むと、適度に慣らした穴に自らの猛々しいものをあてがい、挿入した。
突かれるたび、声が漏れた。
快楽が襲ってくる。
田代は、乱暴に見えて挿入は上手かった。
「きいろと永遠にいられたらいいのにっ...
!!なぜ自分は、偽ってまで家族を持たねばならぬのだ」
田代はきいろの美しい身体に欲をぶつけた。
きいろは、そんな田代の瞳をみながら考える。永遠などない。花も人も全て死んでしまう。田代は寂しい人だ。あの人もそうであったように。
きいろは、田代の言葉を静かに受け止め続けた。金曜日はいつもどことなく胸が痛かった。
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