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水族館近くのショッピングモールの地下にあるチェーン店の安い回転寿司にはいる。
休日なだけあって、店は繁盛していた。
運よく、カウンター席に座ることができた。
きいろは、32皿と驚異の結果を出した。
きいろは、ウニを15皿食べ、そのあと店内のガリを半分ぐらい食べていた。周りはウニばかりとるきいろをギョッとした目でみていた。
その様子をみて、塩分のとりすぎだと注意する。
いくら安いといっても、会計の値段がすごいことになっていた。俺は、ドラッグストアと飲食店でバイトしている。きいろは、絵画モデルの仕事をメインに、他にも短期で多様なバイトをしていた。とはいえ、いくら二人ともバイトをしているとはいえこの出費は痛い。
俺たちは、自分たちの家賃をだすようにはしていた。俺の親の援助があるとはいえ、きいろは生活費と家賃の半分をだすときかなかった。
会計をすませ、店の外に出る。
きいろは、食べた後で睡魔が襲ったのかあくびをしながら言った。
「今日は、がりの森林に迷い込む夢をみそうだな」
「あんなに食べたら病気になるよ。このまま水族館にいく?」
眠そうなきいろに尋ねる。
きいろは少し考え込んでいたが、頷いた。
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