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楽しい時間はあっという間に過ぎ、俺たちは家に着いた。きいろは俺を見送ってくれた。近所なのに、俺が玄関をあけて入るまで見送るきいろに、まるでカップルのようだと思い照れ臭かった。
「またな」
「ばいばい」
きいろに明日も会える。このとき俺はドキドキする胸の原因に気づいてなかった。
玄関をあけると、母さんが出迎えてくれた。
「どうだった?初登校。お友達で来た?」
頷くと、母さんは、弁当箱をだすように催促
してきた。
「なんか越してきた近所のやつと同じクラスで仲良くなった。」
「あらどんなこ?よかったじゃない」
「母さんが好きそうな美少年。大分、変わってたけどいいやつだよ」
わたしも、みにいくと、騒ぐ母親を背に弁当箱を洗う。そういえばきいろのご飯はコンビニのパンだったなと思い出した。
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