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10月11日 山口良忠判事死す
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無縁
高畑ママ
お誕生日おめでとうございます。
10月11日 山口良忠判事死す
東京地裁の判事。
ヤミ米を拒否し配給食糧による生活を守り、栄養失調で死亡。
1947年。
まだ35歳だった。
この事件の意味は何だろう。
闇米を食べなければ生きること自体が無理であり、食管法自体遵守することが不可能な法律だったのだと思うのだが…
愚かだと言ったひともいる。
当時の首相片山哲の妻。
“工夫が足りない”だとさ。
でも成人配給1050キロカロリ一 ~現在の平均摂取量の半分以下~ すらなかった。
片山夫人は飢えてらっしゃらなかった。
その差は何ですか?
山口判事と同様に、 食糧管理法を遵守して餓死した方は実は他にもいる。
亀尾英四郎氏(東京高校ドイツ語教授)
保科徳太郎氏(青森地裁判事)
有名どころで三人出る。
名もなき市民はどのくらい逝ったか。
“工夫が足りない”方ばっかだったんですよね。片山首相夫人様?
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