アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
9
-
「あ、あ…… 俺、おかし、おかしい…… んむぅっ」
必死に不安の言葉を紡ぐが、すぐにキスで塞がれる。達したような感じはするのに、射精のものとは違っていた。
圭が根元を戒めているから射精しようにもできないのだが、未玖はそれに気付いていないから無意識に腰を振り始める。
「はぁ…… ん、圭、こわい…… こわい」
キスの合間に訴えるけれど、取り合ってなど貰えなかった。
穿たれる度に臍の奥から絶頂感が襲ってくるから、未玖の体は痙攣し続け、勃起しているペニスがフルフルと前後に揺れる。
「未玖、ごめんなさいは? 」
「ごめ…… さい、も、しない。しないからぁ」
殺さないでと訴えると、圭が喉でクスリと笑った。
「殺しはしない。未玖がいい子じゃないから、躾るだけだ。いい子になりたいだろ? 」
「ん、んぅ…… なる、なる!も…… だしたい」
ローションに含まれている催淫剤の効果なのか、それとも元々の性質なのか、子供のように強請る自分を客観的に分析することももう出来なくなっている。
「未玖、違うだろう? 」
「ひっ…… やぁっ」
突然ペニスを平手で叩かれ、未玖は体を戦慄かせた。だが、体内にある彼のペニスは止まることなく悦い場所だけを穿ってくるから、それすら快楽と体が勝手に勘違いしてしまう。
「あまり騒ぐと人が来ます」
舎弟の一人が低く告げるが、
「見られてもいい」
と圭は静かに言い放った。
「未玖、お前はこれから一生射精しない。オンナは射精しないだろ? 」
「しゃ…… せい? 」
「ああ、もし溜まったら、ここから管を挿して排泄させてやる」
「や…… ああっ!」
尿道口に爪を立てながら、教え込むように言われた言葉に、朦朧としながらも未玖が「嫌」と返そうと口を開けば、再びペニスを激痛が襲い、声は半ばで悲鳴に変わる。
「こっちでもイけるようにしないとな」
「あっ…… あう…… ん」
ぽってりと腫れた乳首を舐められ、あえかな声が漏れだした。体中が性感帯になったみたいな状況の中、きちんとした思考なんてもはや出来るはずもない。
「約束出来るか? 」
「する、する…… しゃせい、する」
「バカだな。しないだろ」
「いっ、あうぅっ…… しな、しないから…… もう、ゆるひてぇ」
自分が何を言っているかも分からなくなったまま、圭に言われた言葉をただ、未玖は何度も繰り返した。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
9 / 10