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創が屋敷を出て行って、すぐの事だった。
「次郎………?」
夜、一人でいつものように湯船につかっていると、人の気配を感じた。
「誰か居るの?」
僕の呼び掛けに、誰も答えない………けれども確かに複数の人間の息遣いを感じる。
不審に思い、湯船から出たところで………
「………ぁ………っ」
僕は久々に男共の慰みものとなる自分の運命を理解した。
「………待て、まだ………アッ」
処理もしていなければ久々に男を自分の尻穴へ迎え入れるのだ。
良く解さねばケガをするだろうし、変な事をされて腹を壊すのも御免だった。
「っ………無、理だ………久々だから、ちゃんと………ぅンッ」
僕の言葉になど、耳を傾ける気はないらしい。
僕の細く弱々しい体は男達の太い何本もの腕で乱雑に組み伏せられ、凶暴な欲の塊が固く閉じた僕のすぼまりに無遠慮に押し付けられる。
そして口には少し生臭さのあるまだ完全には勃起していない男のモノが捩じ込まれた。
「ンッ………むぅ………ぁ、う………ふぁ………」
………違う、違う違う違う違う違う。
僕は自分が犯されることを厭うているわけではない。
「んんっ………ぁ、あぁ………ぅ………ンッ」
僕はただ、無駄なケガをしたくない。
無駄に痛い思いをしたくない。
無駄に体を壊されたくない。
「………んーっ………うぅ………ぁ、アッ………」
男に犯される事など、なんとも思わない。
毎日のように抱かれ、揺すられ玩ばれてきたのだ。
今更僕を犯した人数が何人増えようが、構わない。
ただ、痛い思いをするのは嫌だった。
「………くっ………ンッ」
無理をしたせいで入り口が切れているのがわかる。
あぁ、久々の感覚………やけつくように熱く内臓を抉られるような不快感………。
「………ンッ………ンッ………ぁ、あぁ………」
ぶち込まれ、ガツンガツンと奥まで突かれれば嫌でも反射で声は出る。
別に感じているわけではない。
その証拠に、僕の陰茎はみすぼらしく小さく萎んだままでいる。
「………………………っ」
奥深く、突き挿れられ最初の男が僕の中で果てたのを感じる。
そう………最初の男だ。
ここに一体男達が何人居るのかは知らない。
何回吐精すれば気が済むのかもわからない。
僕は、僕がこれから男達にどんな扱いを受けるのかを良く知っている。
この男達………全員が満足するまで………………
「あぁ………ンッ………んー、んーー………っ」
犯され続けるのだ。
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