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あとがき
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ここまで読んで下さり、本当にありがとうございます。
このお話を書くにあたり、まず最初に各章のプロローグと最後のエピローグをまず書きました。
創と蒼、生きている間は辛い事ばかりが彼らに起こりますが死んで漸く二人の魂は寄り添い本当の幸福を享受してくれればと思います。
作中では深く語っていませんが、次郎は元々渋木とは違う家で奴隷のようにこき使われ雇い主らからの暴力に苦しみ、満足に食事を与えられずガリガリの子供だった時に、蒼と同様創が自分の屋敷に迎えています。
だから次郎は創を敬愛していて、それは崇拝に近いものだったかも知れません。
そこへ突然現れ、創に構われる蒼を見て嫉妬し憎しみ、憎悪する。
けれど、次郎の心の中には蒼への好意も生まれていくんですね。
ただそれ以上に次郎は創への想いがあるし、憎しみの対象である蒼への好意など認められない。
だから、周りの者をけしかけて蒼を襲いました。
自分で出来ない事を周りの者に実行させそれをきちんと自分の目で見る事で愛情、憎悪、嫉妬、支配欲………渦巻く自分の感情を昇華させていた。
このお話の中で、私は意外にこの次郎が可愛いかったりします。
最後になりましたが、しおり、お気に入り、イイネを戴く度に本当に嬉しくて、更新の活力源となっていました!
本当にありがとうございました!!
2014.4.10 ポチ
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