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14 飲み会
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←飲み会→
コツコツ、と聞きなれた音がする
急いで玄関まで走り、大好きな人を待つ
数十秒後にガチャっとドアが開く
「ただいま、あ、今日もちゃんと待機してるね」
面白そうに笑うご主人様
『おかえりなさい!ご主人様!...当然です!』
そう、当然。一秒でも早くご主人様に会いたいのだ。
あ、
『ご主人様、お酒飲みました?』
いつもと違う匂い
「え、酒臭い?そんな飲んでないんだけどな」
帰宅時間はいつもと同じ。
今日ノミカイ?って言ってかな...
「今日はお世話になってた先輩が外国から帰ってきててね、仕事早退させられて飲みに連れていかれたんだ。
なんとかいつも帰る時間に間に合うように逃げてきたけど...」
むぅ...
「うん、ごめん、連絡すればよかったね」
苦笑いには誤魔化されません...!
だって、
お酒の香りと女性の匂い...
ご主人様が浮気なんかしないってわかってても...むうぅうう......
『ちなみに、2人っきりですか...?』
「...あー、まー、うん。」
むうううううぅぅぅぅううぅぅぅうう!
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