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ピーンポーン...ピーンポーン...
『...?宅急便でしょうか?出てきますね。』
「いや、いいよ。俺が行く」
ハクを誰かの目に触れさせるとか嫌だからな。
俺がいない時ならまだしも...
てか、なんだ?郵便物とかなんかあったっけ。
せっかく今日は休みでハクとイチャイチャしてたのに。
脳内で文句をたれながら玄関のドアを開ける
「はい...どちら様で.....あ?お前...」
「こんにちわー!井東さん!遊びに来ちゃいました!」
語尾に星でもつくんじゃないかと思うしゃべり方の新田が来た...
「...なんのようだ。」
「いや〜今日会社の食事会あるのに断ってたから、
恋人と過ごすのかな〜っと。
家にいるって事は恋人と家デートですよね!
いれてくーださい!」
「帰れ。」
そういえば食事会誘われたな、断ったけど。
てか、
なんだこいつ、普通恋人といるとか思ってる奴が家に入ろうとするか?
そもそもなんで家しってんだよ。
つーか、ハクいるし真面目に帰って欲しい。
「なんでですかー!恋人のお顔見せてくださいよ!みんなから頼まれてるんですよ!なんも収穫ないで帰ったら怒られますー!
あ、社長にもお願いされたんですよ!
社長自分の娘さん井東さんの嫁にしようとしてるんですからね!」
社長まで絡んでるのかよ...
ふぅ...どうしようか。
幸いにもハクにはいつも俺の靴はかせてるから靴でバレる心配はないわけで...
「恋人は来てない。
1人でゆっくりしようと思って食事会は断ったんだよ。
まぁせっかく来たからお茶ぐらいだすよ。
でもちょっとまって、軽く片付けるから...」
「え!いいんですか!やったーー!
まじで帰らされるかと思ったー。
まぁ恋人の件は...今回はいいとしますね!」
絶対いいとしないだろ。
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