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ご主人様にはまだ言えてない。
こんなこと言って自意識過剰とか思われたらどうしようとか、
色々考えちゃって、
でも、ご主人様に隠し事なんて絶対しちゃいけない...
丁度いいタイミングだし、今言おう…!
『なんか、嫌な予感がするんです…
たぶん雑誌に載ったら厄介なやつに見つかる、というか
絶対私を探してるやつが〔 ピーンポーン...ピーンポーン...〕.....え?ま、さか』
私の話を聞いてくださっていたご主人様は私の言葉がチャイムによってかき消されたことになんだかイラって来たようで眉間にシワがよっている。
と、いうより。
俺の悪い予感って当たるんだよな…
「だれ、このタイミングでピンポンしてきたやつ。
宅急便だったら2度とそこの会社には頼まねぇ」
コ、怖いです…ご主人様...
『あ、私が出てもよろしいですか?
なんか、私が出ないといけない気がします…』
そこまで言うならお願いって、いってくださったご主人様に心の底から感謝して、
だって今にも殺しそうな勢いだったから...
私の言葉が遮られただけなのに。
でも、もし逆の立場だったら、
...ご主人様との会話中にピンポン...
いたな前に...なんだかむかついてきた…
まぁ、いいか…
とりあえずなんだか嫌な空気が漂っているこのドアの先にたっているやつと今からあわなければならないことが、すごく嫌だ。
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