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「お待たせしました。何時ものアイスティと今日のオススメです」
「モンブランか?美味しそうだな、、だが俺は頼んでないんだが」
「彼方のお客さんが栗花落さんにだってさ」
「…?」
俺が視線で向けた相手を栗花落さんが見る
そこではニッコリ笑い軽く手を振る青年がいた。
「知り合い?」
「知り合いと言えばそうだが…哉兎と紫陽花が連れて歩く子は初めてみるな…。」
アイスティを飲みながら相手をみるそこにいるのは
手を振る青年が哉兎と呼ばれた相手は父親が有名な会社の社長であり母親はイタリアに拠点を置く有名な鷹の組織だ
そんな若頭の側にいる鷹の子が付き添わずにその前の席に座り一緒に茶をするのは蒼虎の管轄にいる無害そうな兎の紫陽花である
そんな二人ともう一人いるのは..誰だろうか?知らない子がいて内心では首をかしげる
「ああ、あの子?社長さんの弟さんだってさ」
「哉兎に弟がいたのか…。」
「上にまだお兄さんがいるらしいですよ」
「ほぉ…。(鷹の子以外に実兄がいたのか)」
お互い会話をしながらも栗花落さんは手を振り返していた。
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