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[獣は主人(ボス)を選定して選ぶ]
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強き者が弱者を喰らうようにこの世は強者は絶対であり敗者は強者に付き従うかその命を散らすかの違いだ
人間は自分達こそ食物連鎖の頂点に君臨するのだと主張するが果してそれは真理なのだろうか?
小さな子供の目の前に現れた男、その人間(ヒト)は他の奴と違う匂いがした。
今まで命令した人間(ヒト)は自分の能力を怖がってるのに己の中にあった獣を欲しがる
従わせてた人間は自分達に優位に立てるように火を扱い無理矢理に遣り方で従わせた
でもこの人は同じ火の気配を感じるが獣化を見ても恐怖を見せなかった
だから少し興味を持った次に何をするのか―。
目を反らさず見詰めてれば相手は動いた
手を出す光景は似ていたのに暴力を振るうわけでもなく頭に置いて撫でる
はじめての体感に払い退けることもしないでなすがままの己は目を細目それを受け入れる
狂暴な力を持つ怖い人間でも
獣を内に潜める子供は察した
ああ… この人も同じなんだと
自分を飼い慣らせるかどうかはこの人次第だけど自分を従わせる素質があるならばこの人が主人(ボス)だと直感する白銀の獣は彼人に着いていく決意をした。
fin
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