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髪は茶色じゃないと嫌
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「三条先生ひどいよ!」
「校則違反なのは確かだろ」
三条先生は理央が女の格好をしているのは咎めない。
それは理央が女の子でありたいという意思を尊重してくれているからだ。
理央もそこはわかってると思うんだけど。
「むー・・・でも髪が黒いと男だった時を連想させるから嫌なんだよね
メイクは薄いとイマイチ僕っぽくないっていうかさ」
「まあほどほどにしとけよ」
「はーい」
こうやって返事をしても理央は何もしないんだろうなぁ。
わかってるけど強く止める気もしなかった
「ところで理央、今日もやるのか?」
「もちろん!今日はちょっと長めだよっ!」
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