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説明
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何をやるのか、と言われると小説に入るとしか言えない。
小説に入る。これだけだと何なのか分からないだろう。俺も最初は分からなかった。
理央には不思議な能力がある。
一つは小説の物語に入ること。
例えば、桃太郎という既存の物語があるとする。
その物語に入ると、俺たちは桃太郎が流れてくるところから鬼を倒すシーンを間近で見ることができる。
ようは映画の世界に本当に入ったかのような感覚だ。
もう一つは小説に入って物語を作ることだ。
これは理央が物語の大筋を作り、細かい部分を俺たちが登場キャラになって作っていくというものだ。
よく使うのは後者で、俺は何度も体験したことがある。
理央の作る世界はいつも幸せで楽しそうだから好きだ。
それに物語に入ること自体面白いしな。
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