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部室
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「そろそろ行こっか」
「そうだな」
理央は満足したようでスキップしながら文芸部の部室に向かった。
俺たちは文芸部に所属している。部員は4人いる。
しかし2人はいつも忙しいので大体俺と理央で活動している。
部室は西棟の空き教室だ。放課後に許可をもらって使っている。
「今日はどんなのなんだ?」
「今日はね、ゲームの中に入った主人公のお話なの」
小説に入って、さらにゲームに入るのか。
「でねっ、そのゲームが恋愛ものなんだ。そして、今回リアルにいる人を使ったの」
リアルにいる人?
「安達くん、泉くん、金城くん、三条先生だよ!
あの人たちイケメンだからね!!」
・・・今回は完全に理央の趣味らしい。多分理央が恋愛ゲームでの主人公にあたる人物で、俺はその友人にあたる人なのだろう。
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