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レッツゴー
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「それにさ、僕のことよく見てるなーって思ってる人でもあるよ!
きっと誰か一人くらいは僕のこと好きなんだよ!!」
それを堂々と言えるあたりが理央らしい。
「ないだろ」
きっぱりと言った。
普通に考えて女装・・・女の格好をしてるのが珍しいからだろう。
三条先生は単純に問題児の理央を監視するためだと思う。
「いいじゃん、妄想くらい」
妄想と言った。なんだよわかってんじゃん。
しかし、俺は一つ疑問に思ったことがある。
「俺っているのか?っていうか理央の恋愛シーンとか見たくないんだけど」
友達が恋人とイチャイチャするところを見たいと思わないし。
それに理央はこの内容を知ってるのだから俺が案内人になる必要性を感じない。
「翔ちゃんにはね、恋愛シーン以外で、おかしいと思うところがあったら言って欲しいんだ。念のためにね」
「今まで変なこと起きたことないのに慎重だな」
「今回本当にいる人を組み込んだから、もしかしたら不具合があるかもしれないからね」
不具合と言っても俺を連れて行くということは大した不具合は起きない想定なんだろう。
もし危険であればさすがに連れて行こうとしないから。
「じゃあ。行くよー!」
理央に引っ張られた。
そして時空が歪む感覚がして、俺はそのまま意識を失った。
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