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プロローグ9
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「ん?」
一つおかしなことがある。
「どうしたの?」
「橘って1年生だよな?始業式の時にはいたっけ?」
まだ部活紹介も終えてないはずだ。
すると理央がクスクスを笑う。
「やだなぁ忘れたの?橘くんが入学前にここにきて僕に言ったこと」
あ、そうだった。あれは強烈だったな。
いきなり入ってきたかと思ったら、
「オープンスクールで一目見たときから好きでした!付き合ってください!」
だもんなぁ。
そのあと理央が男だってことを説明したら橘はしぼんだ顔をしていたっけ。
でも橘はタフだった。男でも可愛いなら問題ない、付き合いましょうと言っていた。
そうかあれは入学前だったか。
「まあ橘くんのことなんてどーでもいいんだよね」
「かわいそうだな」
「僕追いかけられるの好きじゃないからね・・・」
そういえば理央はよくイケメンを追いかけてる気がする。
「今2人きりだし、今起きてるおかしなことについて話そう」
理央が急に真顔になる。
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