アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
1章ー13
-
「ねぇ、もしよかったらこれから一緒に食べない?」
「別にいいけど」
特に断る理由もない。
「わーい、ボクずっと中村さんのこと気になってたんだよねー」
・・・俺は全然気になってないけど。
泉が俺に言いそうにないことを言ったから戸惑った。
いい加減慣れろよ俺。三条先生の時も思ったけど。
でも明らかにキャラが違う気がする。・・・ここではそんな人、でいいか。
金城先輩だってこんなキャラじゃないかもしれないし。
ただ・・・泉は俺の苦手なタイプに属するだろう。
好き好きというタイプはどうにも苦手だ。
昼ごはんはクリームパンをあげた。
一番好きなクロワッサンだけは死守したけど。
・・・そういえば体育館裏の草むらに置かれていたパンはクロワッサンだったな。
置いた人は猫がクロワッサン好き、だとでも思ったんだろうか。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
41 / 154