アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
3章ー9
-
電子手帳が鳴ったので、見ると好感度は下がっていた。
だろうな、と言わざる終えなかった。
でも、どうすればよかったのか、金城先輩の気持ちはあの時どうだったのか。
俺には分からないままだった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「ねぇちょっと」
昼休み。誰かが話しかけてきた。
その人物を見ると、泉にアプローチをしていた女の子だった。
「何?」
彼女が嫌悪感を出しながらこっちを見てくるから、こっちも睨みつける。
正直、いい気分じゃない。
「放課後。中庭に来て」
それだけ言って彼女はほかの女子のほうに行った。
泉はトイレに行っていたときの出来事。
いやな予感しかしない。
でも行かないわけにもいかないだろう。
放課後が憂鬱になってきた。
金城先輩には遅れると連絡しておこう。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
68 / 154