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4章ー8
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「いや、図書館に言ったらお前たちがいて何か言ってたから口論してるのかと思ってな」
あのとき音がしたと思っていたが・・・それは三条先生の仕業だったのか。
ん?でもなんで入らなかったんだろう。
用事があるから、図書館に来たはずだ。
三条先生の性格を考えたら口論してるから遠慮しようとかなさそうなイメージだ。
「なんで入らなかったんですか?」
「え・・・べ、別になんでもいいだろう。さっさとノート運んでくれ」
前は一緒に運んだ。
でも今日は一人か。
三条先生の動揺した声、表情を見る限り・・・。
俺と金城先輩を見て何かしら思ったのは分かるんだけど・・・。
それはいったい何なのか、分かることができなかった。
電子音が鳴る。
好感度は少しアップしたらしい。
なんでだよ!?
それにしてもノートは重い。
距離はそこまででもないしさっさと運ぶか。
落とさないように慎重に運んでいく。
ちょっと歩いていると、泉がこっちに来た。
「それ重いでしょ!運ぶよ!」
「えっ」
泉が半分・・・いや3分の2をもってくれた。
もしかして遅いから様子を見に来たのか?
結構三条先生と話し込んじゃったしな。
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