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ピンーポーン。
美姫斗『んん…?ぁ、俺いつの間に…。』
昨日はぼーっとしているうちに気が付いたら寝てたみたいだ。
あ、そういえばチャイム…?
チャイムが聞こえたことを思い出して急いで玄関へ向かう。
ガチャっ
航平『よっ、おは…ってお前。』
挨拶をされるが顔を見て眉間にシワを寄せる。
美姫斗『おはよう…な、なに?』
航平『顔色悪い。』
美姫斗『そう?昨日気がついたら寝てたみたいで今起きたばかりだからそう見えるんだよ。』
航平『そうか…遅刻してくか。』
美姫斗『えっ、でも…。』
航平『いいの、休んじゃってもいいくらい。』
美姫斗『今休んじゃうと本当にサボりたい時サボりづらくなるよ。』
航平『そうだな、じゃあ遅刻で。』
美姫斗『そういえば玄関までくるの初めてだね、中いいよ。』
そうして中へ初めて招き入れた。
こんな朝一から航平が見れて、冷たかった心が溶けていく気がした。
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