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お邪魔します、と続いて入ってくる航平。
美姫斗『あ、部屋汚くてごめん。』
航平『何言ってんだよ、めっちゃ綺麗じゃん。』
そうかな?
美姫斗『ソファーでも座って。何か飲む?』
言う通りにキョロキョロしながらも座る航平は可愛い。
航平『何あるー?』
美姫斗『お茶、紅茶、コーヒーとか…?』
航平『ミルクティとかは?』
美姫斗『分かった、甘め?』
航平『あぁ。』
美姫斗『おけ。』
初めて家にほかの人を入れて、緊張もするけどそれより落ち着く。
さっきまで1人だったから、というのもあるけど航平だからかな?
そんなことを考えながら用意をして持っていく。
美姫斗『どーぞ。』
航平『おぉ、さんきゅ。』
俺も一緒に紅茶を飲んで暖まる。
ふと、元は雅が族長だったレインの事を思い出す。
美姫斗『最近、さ…。』
航平『ん?』
果たしてこの俺が聞いてもいいのだろうか。
美姫斗『…レイン、どうなってる?』
意を決して聞くとサラッと返ってきた。
航平『やっと落ち着いてきたかな、
相変わらず凛堂ん所と兼属してる奴もいるけどな。
流石に同盟組んだし?』
それを聞いてホッとした。
自分がやった事だけど…。
航平『なに、気にしてんの?てか美姫斗は俺の恋人だからレインの姫だな。』
そう言ってくれてとても嬉しかった。
けどその反面とても喜べない。
俺は族潰しのクズだから…。
美姫斗『姫って柄じゃないよ。』
そう言ってトイレへ向かった。
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