アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
13
-
はぁ…俺はなんで族潰し何かやってたんだろう。
やってなかったら雅を叩いてレインを崩すことも無かったのに。
もし、何かがあってレインに入れたとしても俺が潰した奴らが根に持ってレインを確実に潰しに来る。
…俺が雅を叩かなくても凛堂は雅を何かしらの方法で攫っただろうけど、俺の場合は族潰しをやっていないと航平には会えなかっただろう。
自分のことだけを考えればそうだ。
他人のことを考えると最低だ。
特に用を足したかったわけでもないのに、悔しさと運命への悲しさとが色々混ざって酷いことになりそうなのに気づいたから避難したわけだけど…。
トイレにただ立ち尽くす俺、スマホの時計を見ると結構経っていたのでトイレを出た。
美姫斗『そろそろ休みになっちゃう前に学校いくよ?』
俺の顔を見るなり少し目線を落としてすぐ上げる航平。
航平『学校に着いたら構いたおしてやるからな!不安にならないように待っとけ!!』
優しい顔ではにかまれるとこっちがもたないんだよなぁ…。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
13 / 214