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その後家を出た。
学校についたら、構い倒してくれるはずなのだが…
美姫斗『ね、ねぇっ…航平!何で手繋いでるの?!』
公衆の面前だし、恥ずかしい!
いや、第1に男同士で嫌悪感とか抱かれるのが嫌じゃないのかな…?
俺は平気だけど。
航平『美姫斗が可愛いから平気。』
美姫斗『だからその根拠はっ…。』
言いかけると振り返ってニカッと微笑みかけられ、
聞くのをやめた。
大人しく手を繋がれ、学校まで行けた。
不思議に思ったのは、誰も男同士で手を繋いでても悪口を言ってなかったこと。
密かにドキドキしていたのは秘密。
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