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夢を見た。
航平に頭を撫でてもらったり、抱きしめてもらったりと素敵な毎日を送るという幸せな夢。
なのに急に恐い夢に変わった。
抱きしめてくれていた航平にヒビが入り、崩れていく。
そして夢に色はなくなり、枯れた花畑の中に一人泣いている。
"僕は",恐すぎて目が覚めた。
…あれ、航平はどこなの?
先程まであった暖かさを探すために手をワタワタさせていた。
美姫斗『こ、へ…こう、こうへ…い…っ』
寝室にはいないので、ベッドから降りて部屋を出る。
不安からきたのか、とめどなく溢れる涙のせいで歪んで見づらい。
ザーーー
この音、シャワー?
普通はお風呂から出てくるまで待っているべきなのに、その選択肢が頭にはなくてすぐに会いたかったので浴室の扉を勢いよく開けた。
美姫斗『こうへっ…』
ぎゅうっ!!
思い切り腰に抱きついた。
航平『へ?!!美姫斗?!!』
美姫斗『ごめ…このままで居させて…。』
航平『でもお前服着たまんまじゃん!』
シャワーを止める航平。
美姫斗『じゃあ…一緒に入るから…。』
その場で服を脱ぎ捨てて、また抱きついた。
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