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航平は俺を後ろから抱きしめる手に力を入れた。
航平『なあ、惚気けていい?』
美姫斗『の、惚気…うん。』
少しだけ思い出すように話し始める航平。
航平『まだ付き合ってから全然経ってはいないけど、初めの頃より美姫斗のデレが強くなってきて嬉しい…。』
美姫斗『っ…そうかな?』
航平『うん、だってあまり触らせてもくれなかったし。』
初めの頃は確かに冷たくしてたかもしれない。
刺のある話し方とか航平に酷い態度ばっか…
美姫斗『ごめんっ…ごめんね…。』
自分を抱きしめてくれてる航平の腕を包む。
航平『ううん、寧ろその時があったからこそ今があるって思うと幸せだしな。』
美姫斗『そうだね…!』
これからも、もっと色々な良い事が起きてほしい。
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