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紗枝『2人とも、ご飯は食べた?』
そんな紗枝さんの言葉に、航平と目を見合わせる。
航平『あ。』
美姫斗『寝てて…食べてません。』
紗枝『寝てたの?
あと、敬語じゃなくていいわ!
美姫斗君も私の弟なんだから。』
美姫斗『はi…うんっ!』
航平『そうだな、いつか両親にも会ってもらわないと。』
紗枝『あら、あの2人が美姫斗君を見たら私よりもベタベタしそうね。』
航平『うわぁ…。』
そんなふたりの会話を聞いていて、僕も一つ思ったことがある。
美姫斗『…僕も、お父さんが帰ってきたら航平と紗枝さんのことを紹介できたらいいのにな…。』
でも、その為には事前に母と妹の事を話しておかなければいけない。
じゃないと、紹介どころの話じゃなくなる。
父さんまで僕が傷つけるのだろうか…?
航平『美姫斗…っ。』
紗枝『ふふっ、きっと美姫斗君のお父さんも素敵な人なのでしょうね。』
美姫斗『はいっ。』
どうしたらいいの…?
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