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気で負けたら終わりだ。
怖いからなんだ、どうでもいい。
美姫斗『勝てる勝てないなんて関係無い。
殺るんだよ…。』
どうやら俺の見えないスイッチを押したらしい。
急な美姫斗の雰囲気に驚いていた。
?『こわ…。』
美姫斗『おいでよ、早く終わらせよ?』
?『しゃーないね。』
残り一人となった男は全力で走ってくる。
やはり、他の奴とはひと味違うか。
攻撃のスピードが異常に速い。
避けるのが精一杯だった。
美姫斗『どうやったら倒れてくれるの?』
?『こっちのセリフなんだけどっ…』
うーん、これは自ら囮になるか。
その時、わざと殴られた。
?『は?』
相手は美姫斗に拳が当たったことが不審に思う。
美姫斗『捕まえた。』
だけどその当たった腕を掴んで動けなくした。
それがもう最後。
重たい1発を腹部に入れて終わった。
?『うぐぁ!!!…かハッ……
ごめ、痛かったでしょ…。』
自分が殴られたのに俺の心配をしてくれた。
美姫斗『へ?』
?『だってなんか触れたら壊れそうじゃん。』
美姫斗『…そんな脆くないから。
俺をなんだと思ってるわけ?笑』
なぜか少し仲良くなってしまった。
全部終わったと、航平たちの方を見る。
航平以外、唖然としていた。
航平はというと…
人を殺しそうな顔をしていた。
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