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放課後。
航平『美姫斗、今日予定ないか?』
少し不機嫌な航平。
どうしたのだろう。
美姫斗『ないけど、どうかしたの?』
航平『本当は嫌だけど、レインの総会に来て欲しい。』
美姫斗『え、総会に?』
航平『あぁ、鳴海が美姫斗と話したいって。』
美姫斗『へー…総会は気が進まないけど、取り敢えずはお邪魔します。』
航平『サトに絶対絡まれるだろ…俺のそば離れないでね。』
美姫斗『ん、約束する。』
航平『それまで時間あるし…デートしよ。
喫茶店行く?』
美姫斗『でーと…デート?!!!』
驚いて動揺してしまった。
そんな様子をニコニコと笑ってみてくる。
航平『うん?』
美姫斗『…喫茶店行く。』
やばい、デート……嬉しい/////
急いで準備して学校を出た。
航平『なんで斜め後ろを歩く?』
美姫斗『ごめっ、緊張しちゃって…。』
デートなんてした事ないから…。
それにいつも一緒に帰ったり、二人で家にいるのとはまた違う気がする。
航平『可愛い、俺も緊張してる。
…手、繋ごっか?』
そういって手を差し出してくれた。
美姫斗『っ、人に見られるよ?』
航平『見せつけようと思って…嫌だった?』
美姫斗『ううん、航平がいいなら繋ぐ…。』
申し訳ない程度にぎゅっと手を握った。
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