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そうこの扉を開けると、前に俺が相手にした人達が居た。
鳴海『遅いよーーっ。』
すると俺が心の中で思った事を自分で口にしていた。
春秋『違うよ、俺達みたいに暇じゃないんだよ。』
航平『せっかくデートしてたんだぞ…。』
邪魔しやがって、と口をとんがらがす航平。
美姫斗『…元々予定決まってたのはこっちだけどね。』
本当はもっともっとあの雰囲気に浸っていたかったけど。
航平『あーくそ、本当に邪魔しやがって。』
鳴海『そんなの俺達だってイチャついてたかったよ!!』
春秋『今も腰痛いのに無理してるしね?』
そんな言葉に顔を赤くする鳴海。
鳴海『ばっ、…はぁ…/////』
美姫斗『惚気を見せられてもね。』
鳴海『取り敢えず、この一見を片付けたら自由でいいから!分かった?』
航平『…あぁ。』
美姫斗『今更感否めないけど、俺が勝ったからなんなの?』
航平『それを自分で決めていいんだ。』
美姫斗『ぇ…うーん、反発しないでいい子になって。』
たしか本来の目的もそれだった気がしたので、そうお願いした。
みんなが唖然とする中、航平がサトに聞いた。
航平『どうだサト。』
恐らく鳴海や春秋の次に権力を持っているのだろう。
サト『いい子、ねぇ…俺とはかけ離れてるけど。』
航平から視線を俺に移す。
俺はサトをじっと見て言った。
美姫斗『俺が勝ったんだ。』
サト『…はぁ、いいよ。』
ため息はついて見せたものの、その時のサトの顔は面白い玩具を見つけたような顔をしていた。
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