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Lesson7
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余韻の中...
修二 蛍...大丈夫か?
蛍 先生...俺...
修二 なんか俺、蛍だと思ったら急に余裕なくなって...痛かったよな...
蛍 俺...先生で良かったです...初めてが先生で...その...
修二 俺も嬉しいよ。嬉しいんだけどさぁ...なぁ、やっぱりその先生、やめない?先生って呼ばれるとさ、生徒とイケナイことしてるみたいで、すげー罪悪感に苛まれるんだけど?(笑う)
蛍 あっ...そう、ですよね...
修二 そういうこと!だからねっ、蛍ちゃん...(キスする)名前、呼んで!
ここは勇気、出さなきゃ!
蛍 し、修二...さん...
修二 んー、何か違うなぁ...
蛍 違うって?
修二 ちょっと呼び捨てにして!
蛍 ええーっ!
修二 いいから、早く!
蛍 あー、はい...(咳払いして)し、修二...
修二 もう一回!
蛍 修二...
修二 もう一回!
蛍 (半ばヤケクソ)修二!
修二 それそれ!やっと蛍が俺んとこ来た!
蛍 えっ?
修二 呼び捨てにしてもらえないとさ、他人行儀っていうか、何か壁感じるんだ、俺。そう思わない?
蛍 言われてみれば、確かに...
修二 だろ?(蛍を抱き締めて)はぁ...
蛍 ど、どうしたの?
修二 今だから話すけど、蛍が言わなくても俺が言ってた、好きだって。
蛍 嘘...
修二 嘘じゃないよ。初めて蛍見た時、もう好きになってたから、俺。
蛍 そう...なの?
修二 だからさ、あの二週間、気持ち抑えるの実は大変だった。(笑う)
蛍 何だ、そうだったんだ...
修二 何だとはなんだよ。
蛍 俺、あの日、死ぬほど勇気振り絞って...
修二 わかってる...(キスして)だけど俺だって、蛍抱きたい衝動必死に堪えてたんだからな!(笑う)
蛍 そっか...おあいこだね。(笑う)
修二 だな。
蛍 ねぇ、先...じゃない、修二...
修二 ん?
蛍 キス...したい...
修二 いいよ...(キスする)
初めて会った日から両思いだなんて...幸せ過ぎるぅ~!...あれ...
蛍 (お腹が鳴る)げっ...
修二 何だ、腹減ったか?
蛍 ごめん...
修二 いいよ。(笑って)飯、食いに行くか?
蛍 うん!
俺と修二の家、実は歩いて五分とかからない。いっそ一緒に暮らそうという話も出たけど、修二が反対した。俺が大学生のうちは、いつ親がやって来ないとも限らない。その時、見知らぬ男と暮らしているのはマズいだろう、そう修二が言った。やっぱり先生なんだなぁ...
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