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薬がよく効きているのか、少年はベットで彼の胸のなかで穏やかな顔で眠っている
人差し指で頬をつんと押してみると眉を動かした
顔色も昨日に比べて良くなったように見える
安らぎの中の少年を抱き寄せておでこに唇で触れてみる
そのまま耳に頬にと軽くキスをしていくとくすぐったいように顔をそむけた
「ん...」
腕の中でぼんやり目を開き、目の前に大好きな彼を見つけて微笑んだ
彼は起きたばかりの少年に啄むようなキスをして笑う
「ユウ...したくなっちゃった」
まだぼんやりと頭が追いつかない少年に覆いかぶさり小さな唇に自分の舌をねじ込んでいく
病み上がりの体に抵抗する力はほとんどなく、あきらめたように腕の力を抜いた
「ふっ...んぅ」
されるがままの少年は彼の舌先に反応して淫らな声をあげる
「先生がおきちゃうよ?しー」
口に人差し指を当てて、声を我慢するように促してみたけれどまだ理解はできないみたいだった
舌で浮き上がる鎖骨や、肋骨をなぞり、そのまま腹部を滑るように移動していくたびに、ひとつ高い声で鳴いた
「声出すなって」
手のひらで少年の頬から口元にかけて押さえつけ体重をかけていく
少年の小さい口元は彼の大きな手の平によって簡単にふさがれてしまうのだった
「む...んっ...ぅう」
苦しそうにバタバタと足を動かして逃れようとしてもその力はどんどん強さを増すばかりだった
「分かった?分かったら手外してあげる」
少年は潤んだ瞳を向けて、塞がれた指の間から細く呼吸をしながら何度も小さく頷いていた
「えらいね!分かったんだ」
大人しく従う少年から手を外してまた体中を舌で愛撫し、敏感に感じるところは執拗に弄んだ
少年はそのたびに溢れてしまう自分の声を手の甲を噛んで飲み込こんだ
手の甲にはくっきりと歯型が残り、涎と一緒に血が滲む
「お利口だなぁ、ユウは」
クスクスと笑いながら少年の下肢にまでたどり着きその間を大きくひらかせていった
「どこまで我慢できるかなぁ...」
少年にはシャツ一枚、下着はつけさせていない
シャツをめくるとそれはすぐに目の前に現れた
少し小ぶりのピンク色に染まる少年の性器
小さく揺れてはその先に透明な蜜を溢れさせていた
彼はわざと蜜の出口に舌先を尖らせて中身を吸い取ろうと唇をすぼめて、ジュルジュルと卑猥な音を立てながら味わった
少年は思わずその身をくねらせてよがり声を上げてしまう
「んっ..ぁあ..やぁ..」
その声を聞いたとたん彼は開かせていた足の太ももを鷲掴みにした
「いっ...だ...」
彼が掴んだ場所は完治していない火傷の場所
痛みが強い場所を容赦なく彼は掴み、爪を立てるように指先に力をこめる
「うぁ..あぁ....」
「だめって言ったじゃん...どうするんだっけ?」
見下ろされた少年は片目からポタリと涙を流し、自分の手を口元に運んだ
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