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「.....はぁ.....」
「へぇ...がんばるね..先生」
彼は椎名の様子を見ながら煙草を吸っていた
少年は椎名の足の間に頭をうずめている
喉の奥まで椎名のモノを咥えこみ、唾液を溢れさせながら上下に頭を動かしていた
椎名は我慢しながらどうにかやめさせたかった
しかし、逃れようとすると彼は少年を激しく叱責し手をあげる
何度も殴られてながらまた唇を這わせてくる
太ももに添える手が小刻みに震えているのが伝わってくる
「先生が我慢するからユウがかわいそうな目に合うんだよ?」
殴られて床に体が投げ出されるたびに彼は椎名に向かって言った
人が殴られているのを見るのは辛い
それが自分のせいだといわれるともっと辛い
彼には人の痛みがわからないのだろうか...
それでも繰り返される口淫に椎名の限界はすぐそこまで来ていた
確実にいい場所を攻めてくる少年の舌づかいに身悶えするように腰が浮いてしまう
「もう..いいから...やめて?」
少年は一心不乱に頭を動かしつづけている
意識は彼だけに反応して、彼だけのために動いていく
命令は絶対...それ以外はありえない
「やめさせてほしい...頼むから...」
椎名は哀願する
少しでもこの少年を思う気持ちがあるならば....
無駄だと分かっていてもそれ以外方法がない
しかし、彼は口から煙草の煙を細く吐きだして言った
「ユウ..もっと頑張って?」
「...!はぁ..まって...だ...め...」
目の前が霞んでいく
頭と体が別々になっていくようだ
だめだと分かっているのに..いうことが効かない
意識が打ち寄せる波にさらわれていく
「あ...いっ...ッく!」
椎名は抵抗むなしく少年の口の中にドクドクと白液を吐きだした
「....!」
少年はそのすべてを口に受け止める
そのまま一筋も零すことなく口に含み顔をあげ喉を動かそうとしたとき、彼は飛びついて動き出す喉元を押さえた
「ゲッホ..ッ!ゲェ...」
ふいに無防備な喉を押されて少年はいきおいよく口の中の液を吐きだした
「俺の以外、飲んじゃだめ」
それから軽々と少年を抱き上げて、寝室を出ていった
扉につながれた椎名には目もくれず、少年を抱えたまま跨いで行ってしまう
肩で息をしながら目だけで二人の後を追った
「ほら...ゆすいで?ん..そう..上手」
「ゲホッ..ゲホゲホ..」
出ていった向こうのほうから水の音と咳こむ少年の声が聞こえた
椎名は手をつながられたまま情けない姿でただそこに転がるしかできなかった
何故こんなことになってしまったんだろう
問いかけては答えの出ない質問を頭の中で繰り返していた
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