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りょーかい、と少しだけかすれた声が聞こえた。
それに反応する間も無く、ゆっくりと動かれる。
まだほとんど入りきっていなかった二ノ宮君のそれを、ぐぐぐ、と少しずつ押し込まれる。
「い、…ぁ、ぅあ…っ」
指とは比べ物にならないくらいの圧迫感と、熱い熱が僕を犯す。
「っ、全部入った」
「っん、ぜん、ぶ、?」
「あぁ」
入りきった後は、ゆっくりと引き抜かれる。
抜かれるそれに自分が付いて行こうと中が吸い付いて、余計に引っ張られる。ギリギリ、というところで止まって、またゆっくりと押し込まれる。
それの、繰り返し。
最初は余裕なんてなかったけれど。
「はっ、ん、んっ、」
ーじれったい
「遥、ちゃんと息しろ」
「んっ、う、んっ」
ーもっと、速く
気を使ってくれているのか、わざとなのか、その速さは変わることはない。
正直、じれったくて、少し物足りない。
「あ、の…っ」
「ん、?」
「も、もっと、…っあぅ、、はや、っ」
「なに?」
わざとだ。
絶対わざとだ。
今回の二ノ宮君はなんだか、全部僕に言わせたがる。
「んも、意地悪、ん、……しな、で」
おかしいのは、僕の体の方。
クスリなんて使ってないのに、なんでこんなに溶けてるの。
気持ちいいの。
ーもっと、だなんて。強欲な。
「もっと、はっ、は、ぁんっ」
言いたいことは分かってるだろうに、言わせてくれない。
それどころか、突然中から二ノ宮君のを抜かれた。
なんで、なんで。
「あの、」
「遥」
「は、はい…」
さっきまで二ノ宮君を受け入れていた場所はまだ柔らかくて、ヒクヒクしてる。
「物足りない、んだろ?」
「っ、あ、あのいや…」
知っているとばかりに意地悪な笑顔で聞いてくる。本当、意地悪。
なら、と手を引かれてひざだちにされる。
「、?」
気づけば二ノ宮君が僕の下にいて、
「自分で入れて、好きなように動いてみ?」
「………え」
とんでもないことを言い出した。
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