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遊びは終わりさ
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腕を頭の上で縛られ、身体中を弄られる。
弄られる、と言っても上半身を指で撫でるように触ってくるだけで、もどかしさと、気持ち悪さが反発し合う。
はぁはぁと息を吐き出す僕に、動かしていた手を止め、佐々木さんはこちらを見てニヤリと笑った。
「辛そうだね、ここ」
ここ、と指をさした場所はクスリのせいで反応してしまったそこ。
「触って欲しい?」
「…な、わけっ、…」
誰が。
好きでもない人に、まして数回しか会ったことのない人に触って欲しいと思うだろうか。
「クスリ、薄かったかなぁ」
と、困ったように笑って言いながらも、僕のズボンのベルトをカチャカチャしだす。
「やだっ…!?」
でもちゃんと反応してるよね、とスボンだけ剥ぎ取り、そこを1枚の布越しにツンツンと触る。
「嫌がられるのもまた楽しいけど…」
そろそろ、俺も我慢できないし?と、笑った後、僕の視界が暗くなった。
「え、」
その瞬間唇に感じた温かい感覚。
「っ!んんっ、ふっ!?」
それが相手の唇だと認識した時、ヌルヌルと中に入り込んできた。
キスなんてしたことのない僕はどんどんと意義苦しくなっていく。
唇を放された時ゼーゼーと息を荒げる僕を見て佐々木さんは目を細めた。
「な、……うぁっ!?」
なんだ。と思った時、強すぎる快感が襲った。
それは佐々木さんが突然僕の反応していたそこを握ったからで。
「まっ、待って!…いや、いやぁああっ!」
ぐりぐり押してくるその手で、クスリのせいでおかしくなっていた僕はすぐに達してしまった。
「はっ、はっ、……嘘…」
達した後でボンヤリとする意識の中で、茫然と呟く。
けれどまだまだ終わらないとばかりに、佐々木さんはゴソゴソと動いている。
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