アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
来ない… 結城side
-
授業が始まったのに和也が一向に来ねぇ…
彼奴、また、一人で泣いてんのか?
それは、ほっとくことなんざ、出来ねぇよ。
彼奴は、いつも、うるさいけど俺に勇気とか、元気をくれる。だから、彼奴が悲しんでるときは、俺が支えてやろうと決めてんだよ。
「センセー。具合わりぃんで、保健室行ってきます~。」
「一人で大丈夫?」
「もちろん。」
さて、和也は、どこで泣いてんのかな?
まぁ、選択肢は一つなんだけどな。屋上。
そこしかない。
急がなきゃだな…
ガチャ
「ほら、やっぱり泣いてる。バカズヤ」
「!!?んっで、ここに、いる、のっ!!」
「お前が授業サボるときは決まって何か落ち込んでるときだからな。」
お前とは長い付き合いなんだ。なんとなくわかる…
お前と一緒なんだよ。
お前の事、大好きだからな…。
それに、一度も言った事なんてないが大切な親友だと思ってるんだ。
コイツが、どんな事を俺に言おうが、俺は、こいつを親友だと思ってる。
たとえ、こいつが俺を恋愛対象として見ていても…だ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
14 / 29