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クソ教師と王道はひと悶着したものの
俺が止めてなんとか落ち着かせた。
ため息が出そうになるのを抑え
「どこに座ればいいでしょうか?」
「んあ?あー・・・適当でいいぞ。
出席番号とかあっけど自由だからよ。」
教室内を見渡すと一番窓側の一番後ろに席があった。
だが、あそこは・・・フラグだ、王道を座らせよう。
「僕は、ここに・・・」「隣の席の奴どけ、俺がそこに座る。」
何やっちゃってくれてんの!?!?!?!
せっかくのフラグチャンスなのに、!?
「・・・君はあそこに座るといいよ。」
俺は満面の笑みで王道に言うと
「お、おう・・・。」
怯んだように返事をして肩を落とし窓側、もとい
主人公確定席に座った。
手のかかる子供みてぇだな。
俺は、一番廊下側の一番後ろの席に座った。
「あーっと、これから入学式があるんだが
それが終わったら始業式だ。んで
役員決めになってるからサボんなよ。」
時計を見ると今から会場へ行くと丁度いい時間だった。
「んじゃ、整列とかいらねぇから自由に会場へ行け。」
なんつー自由な学校だよ・・・。
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