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「未成年でしょう、犯罪ですよ。」
「お前も飲むか?」
「お断りします。」
なーんて嘘です。
むっちゃ飲みたいです。
我慢我慢、でも親父から
『絶対に俺以外の人の前でお酒は飲むな。』
酔って意識が無くなって頭ガンガン二日酔いの朝
おはようよも一番に聞いた言葉がこれだ。
俺って酔うとなんかヤバイらしい。
でも親父はどういう風にヤバイのか教えてくれない。
「俺の酒が飲めねぇってか?」
どっかの上司かよ
「飲めませんよ、未成年ですからね。」
「当ててやろうか?」
「何がです。」
「お前の顔、飲みたくて堪んねぇって顔してんだよ。
鏡見てこいよククッ」
こいつ俺を舐め腐ってんのかぁ!!
飲みてぇよ!!!!いいし!!!自分の部屋で
飲んでやるし!!!!高級なお酒用意して飲んでやる!!
お前には一滴もやらんからなぁ覚えてろよ!!!
「そんなわけないじゃないですか、もういいです。
俺は自分の....、」
し ま っ た
「へぇー俺ねー...今さっきまで僕じゃなかったのかよ。」
おっさんはニヤニヤとした顔で俺を見てくる。
覚ました顔しとけ俺、それやり過ごせる!!!
でも面白がられている!!!!!
ムカつく!!!!!
「幻聴では?失礼します。」
と扉に掛かっている俺のネームプレートを見つけ
そこに向かった。
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